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「外国人お断り」の避難所を作るのか 排外主義と社会保障

2025.11.12

2025年の参議院選挙以降、一部の政党や候補者が外国人政策を争点化したことで、社会全体に外国人への批判的な空気が広がっています。特に「日本人ファースト」や「外国人による治安悪化」などの言説がSNSや街頭で目立ち、富裕層の移住者やマナーを守らないインバウンド観光客といった「強い外国人」への不満が、技能実習生や真面目に暮らす外国人労働者といった「弱い外国人」にまで波及しています。

技能実習生や特定技能の外国人は日本の介護・建設・農業などの現場を支える重要な存在です。しかし制度の不備や一部の不祥事が報道されることで、彼ら全体が不当に批判される傾向が強まっています。真面目に働き、地域に根ざして生活する外国人にとって、こうした風潮は逃げ場のない圧力となり、孤立や不安を深める要因となっています。

本来、議論すべきは制度の改善やルール違反への対処であり、弱い立場の外国人を一括りにして批判することは、共生社会の実現を遠ざけるものです。冷静な視点と、真面目に暮らす人々への理解が今こそ求められています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ec5b30884f3c31c67519e04667f08d985789e5